英語の勉強

初回受験でIELTS Overall7.0を取った方法

こんにちは、ナスビーニョです。今回は僕が初回受験でOA7.0取った方法を紹介していきます。

OA 7.0を取るにはいろいろなパターンがありますが、IELTS はあくまでも試験であるので戦略的に勉強しましょう。まずは、自分の目標点数を考えます。

この場合、自分が取りうる最高点バンドと7.0を達成するための最低点バンドを考えると良いでしょう。

僕の場合は(L8, R8.5, S6.5, W7.0)を最高と考えていました。ただ流石に現実では難しいので、最低でもOA 7.0を取りうるには(L7.5, R8.0, S5.5, W6.0)であると設定しました。

各セクションの自分が取りうる最高点バンドを考えるのにはそれなりに意味があります。なぜなら結局はOAとは各セクションの平均であるので、どれかが上手く行けばOA7.0が達成できる確率が高くなるからです。(OA7.0を取るためにはセクションの合計が27~28.5)

初めからギリギリを狙っていては、OA7.0は達成できません。

それでは各セクションの対策を紹介します。

Listening

Listening 7.5を取るには31~34問程度正解しなければならないと出回っています。これを目標に僕は対策をしました。

使うのはこの教材です。

 

これはIELTSの公式問題集なので10~13番までであれば本番の難易度と似ていると言われています。オーディオなしの番でももしかするとインターネットに違法アップロードされているかもしれません笑
僕は以下の様に使いました。

  1. 1問集中して解く。
  2. 解説はないが答えはあるので、何が聞き取れていないのかを確かめる
  3. もう1度流して聞いてみる

このステップを各問題ごとにするのが良いと思います。

IELTSのリスニングスピードはあまり早くありません。ただ電話番号聞き取り住所の聞き取りなど、前後からどのようなものが来るか判断できないところに関しては、かなり集中しておく必要があります。

また聞かなければならない品詞を必ず推測しておきましょう。これをしておかないと、「あれ、ここら辺で答えを言うはずなのに何か聞き取れなかったぞ」というようになります。

語句埋めの所は前後に文字が書いてあるので、動詞や名詞、形容詞が来るかなどの推測が出来ると思います。

そういった条件を頼りにリスニングの得点を上げていきましょう。

また僕は時間がない時に、下のようなPodcastを聞いていました。

少し難しいので内容を理解する必要はありませんが、イギリス英語の単語の発音のされ方など頭に入れるためにしておくと良いでしょう。

Reading

Reading 8.0を取るためには35問正解しなければなりません。(7.0は30問、7.5は31~34問)

使う教材は同じIELTSの公式問題集です。今回は12を貼っておきます。

 

IELTSのリーディングの肝は、時間制限に解けるか、そしていかに正確に解けるかでしょう。

僕は以下の様にしました。

  1. 集中して3問(45分)で解く(難しければ50分)
  2. 答え合わせをする・知らない単語をチェックする
  3. ゆっくりもう一度読み、どこが抜け漏れていたか確認する

45分で解くのは厳しい人はかなりいると思います。僕も、集中力がないときは45分を超えていました。なぜ45分で解くかというと、本番で焦るのを防ぐためです。

リーディングに関しては、典型的な日本人であれば絶対に得点源にしなければなりません。その時に45分である程度得点できることが分かっていれば、相当落ち着いて試験に挑むことが出来ます。

60分で解くということは、リーディングを得点源にしたいという人であれば、かなり厳しい(見直しの時間が無くなる)ので、速読の練習を頑張ってしましょう。(スキャニングとスキミングというものを調べてみると良いかもしれません)

僕自身は試験当日は、50分かけて終わりました。残りの10分は見直しに使いました。

IELTSのリーディングは言ってしまえば、中学生の国語のような必ず本文に答えが載っている問題となっています。(Not Givenに関しては、書いてあるかどうかを判断する)

必ず答えには根拠を持って回答する癖を付ければかなり高得点が目指せるのではないかと思います。

まずは速読・そして続いて精読の練習をしましょう。

また苦手な場所があればかならず対策をしましょう。僕の場合は章の内容とタイトルを合わせるというものが非常に苦手でした。その場合は確実な根拠が持てるまでしっかりと読み、答えを出していました。

Speaking

Speaking6.5を取るためには以下の動画が参考になるかと思います。また、IELTSが出している基準表も貼っておきます。

IELTS Speaking 採点基準表

Youtubeで各バンドの参考動画が上がっているのでそちらを参照するとイメージが湧きやすいと思います。

おそらくほとんどの日本人がそうであるように、僕もスピーキングは苦手なのでとても苦労しました。

スピーキング対策には少し古いのですがこの本が良かったです。

この本の良いところは、SpeakingのTOPICが大量に書いてあるところです。一日一問練習すればかなり良いと思います。ちなみに僕の試験で全く同じTask1の問題が出ました。

練習相手がいればよいですが、いないので1人で練習します笑

  1. 録音する(Task2の場合は時間を計る)
  2. 自分が何を言っているのか確認する
  3. もし時間が無制限にあったら言えることを書きだし、声にだしてみる

Speakingに関してはこのくらいしかすることがありません。しいて言うならば、自分の持ちネタを2,3こ作っておきましょう。(例えば、地元について、尊敬する人について、自分の友達についてなど)

後は、練習あるのみです。スピーキングに関しては小技とかはないので、本番で堂々と話すようにすれば高得点がもらえる気がします。

Writing

WritingはIELTS の中で一番難しいと個人的に思います。

IELTSは字数をまずは書かなければいけませんが、論理性、整合性などを採点されます。つまり例え文字数が多くても、支離滅裂であれば高得点にならないのです。

また、テンプレートを使っていると減点されるとも聞きます。その中で使える技としては、Transition Wordsを使いこなすことだと思います。

https://msu.edu/~jdowell/135/transw.html

  • First, Second, Lastly
  • Also, Moreover, Additionally
  • but, while, however
  • on the condition that, even if, provided that
  • thus, in conclusion, in summary

上記のサイトからよく使いそうなものを抜粋しました。ここのものは状況に応じていつでも使えるようにしておくことが大事です。

また、一度使ったものはあまり使わないようにし、違うものを使うことで自分の語彙力を誇示しましょう笑

Writingのトピックに関しても、先ほどの本にかなりたくさん載っているのでそれで練習をすることをおススメします。

あとがき

ここまでIELTS OA7.0を取る対策を書いてきました。僕自身のスコアは

  • Listening 7.0
  • Reading 8.5
  • Speaking 6.0
  • Writing 6.0

リスニング、スピーキング、ライティングに関しては何とか及第点を取ったというような感じです。ただリーディングがとても良い点が出たので嬉しかったです。

また個人的な不安としてイギリス英語が聞き取れるのかという不安があったので、ハリーポッターを全話英語字幕、英語音声で見ました笑。今思うとなかなか役に立った気もします。

調べてみると、Huluで今無料で見れるらしいので暇な人はみても良いかもしれません。(2週間なら無料キャンペーンをしているはずです)

Hulu】今なら2週間無料トライアル実施中

それでは今回は終わりです。何か質問があればぜひお願いします!