こんにちは、ナスビーニョです。日経平均がとうとう2万1000円を割れ、2万割れも視野に入ってきたことでしょうか。
誰もまだポエムを書いてないようなので、先陣をきってナスビーニョが書いていきます。(不況時には株ブロガーの記事がポエムで溢れかえるらしい)。
理由はワイが先日米中貿易戦争の最中に持っていた日経ダブルインバを損切りしてしまってたからです。
エコノミストでも正確に予測できないのに素人にマクロ経済が予測できるわけない
エコノミストとは、マクロ経済の動向を調査するアナリストである。彼らは100戦練磨であり、経済理論に長けており、マクロ経済の指標がどういう意味を表すか知っている。
それでも、エコノミストの予想コンセンサスはいつも経済の実態とかけ離れる。
経済予測が当たらないのには、確かな理由がある -NewsWeek-
それはそのはず、エコノミストと似ているマクロ経済学者でさえ予測は難しいと言っている。
マクロ経済学の世界では論文を出して3割ヒットを打てればいいと言われているらしい。またまたマクロ経済学は論争で成り立ってきた学問とも言われている。
それくらい、マクロ経済学の主な焦点である経済成長・景気循環の要因は色々であり、今でも様々な学者がそれらの要因解明に取り組んでいると思う。
マクロ経済学の理論を使ってエコノミストは経済予測をするし、未来のことは誰も分からないのだから予測が正確でないのは当たり前だ。
素人には何ができるか
素人には何が出来るんだろう。
お祈りか、はたまたエコノミスト気どりで予測して外し嘆くか。
ナスビーニョはメンタル面が足りないと思い、ある本を読んだ。(ちなみにウォーレン・バフェットもおすすめの本らしいので、読んでみる価値はあると思う)
この本には、次のようなことが書いていた。
- 経済実態はサイクルを繰り返す
- 投資家の心理は振り子のように動く
- 景気が良い時はリスクを気にせず大胆になり、景気が悪くなればリスクを極端に怖がる
個人投資家はこれを意識することが大事だと思う。
①経済実態は必ず景気・不景気と景気循環を経る
頭では分かっているつもりだけれども、なかなか投資に活かせている人はいないと思う。③と関連するが、景気が良くなると人々は不景気に陥ることなど忘れてしまう。
②投資家の心理は振り子のように動く
これが一番難しいところだと思う。今、投資家がどのような心理をしているのか見極める必要がある。投資家の心理はいったん端までたどり着くと今度は、より速いスピードで逆に触れる。
そして重心をすぎると逆の頂点まで行く。ただ、どこが頂点が頂点分からない。
③景気が良い時はリスクを気にせず大胆になり、景気が悪くなればリスクを極端に怖がる
これも、投資家の心理を表してる。誰もが分かっているけど、気づいたら同じことをやってる。
個人投資家はエコノミストのようにマクロ経済の予測は出来ない。でも①、②、③を意識し、経済実態が今どの方向に向かっているか、投資家の心理がどうなっているかを考えることが重要なんじゃないか。
失敗から学ぶ
ポエムはここで終わりですww。これからは真面目にそして冷静に自分の失敗を振り返ろうと思います。
日経ダブルインバのトレード履歴を載せます。(ダブルインバとは、日経平均株価と逆に2倍の動きをするものです)
5月22日の時点で売却をしました。取得原価は1165円でした。損失額は―866円ですが、失敗には間違いないです。
上の図はここ1か月の日経平均株価です。
よくよく見ると売却した時点で―3%程度のダウントレンドになっていますが、その当時のナスビーニョは売却した時点でこれから株価が戻るのではないかと考えていました。
具体的な理由としてはG20で米中首脳会談が行われることで、米中貿易戦争が解消に向かうのではないかと思っていました。
もう1つはこの先ダブルインバが含み損になった時、自分が耐えられないなと思っていました。トランプさんの連日のツイートに翻弄されていました(笑)。
ところがナスビーニョが売却したとたん、以下のニュースが出てかなり状況が一変しました。
債券上昇、米金利低下や円高・株安でー超長期は2016年以来の低利回り-Bloomberg-
米とメキシコ、関税巡り高官協議開催へ 米大統領は強硬姿勢 -ロイター-
本当はもう少し反省しようと思いましたが、やっぱりこれは難しいですね。
多分もう一回同じことを繰り返しても、同じタイミングで売却していたように思います。
ナスビーニョの悪いところは長期保有が出来ないところなので、そこを気を付けなければとは思います。
そして、上に書いた①、②、③を意識しながら市場に翻弄されないようにしたいですね!!!
以上終わりです。読んでくださってありがとうございます!
米国株村参加しました。
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