Weekly留学日記

留学 第20週目 Topic: 目標とコミットメント

新年まであと1週間をきりましたね!僕は、電車旅の真最中です。新年と言えば、小学校の時に良く新年の目標を考えさせられた記憶があります。

みなさんも来年の目標はあるでしょうか。ところで、目標よりも強い目標はありますか?(何を言ってるんだ(笑))。

つまりは、絶対に達成したい目標のことです。今回は、その目標を達成するためのある有効な手段について書きたいと思います。

それは、コミットメントです。無意識にやっている人も多いかもしれません。これを使うと実際に目標を達成できるようになる確率が上がると個人的に思っています。

コミットメントとは、目標を達成するために自分の行動をわざと制限することを指します。(ちなみに、これは経済学の用語です)。

例えば、目標を家族や友達に言う、目標を達成しなかったら自分に罰ゲームを課すなどです。もし、目標を友達や家族に言うと、失敗したとは言えないため自分の行動をその目標のためだけにそそぐことになりますよね。

同じように、失敗したときに自分に罰ゲームを課すというのは、自分の行動をその目標達成に向けることが出来ます。

コミットメントをすべき時は、絶対に目標を達成したいときはもちろんですが、もう一つおススメの時があります。

それは、長期的に見ればその目標は正しいと分かっているのに、目先の誘惑に負けて達成できない目標があるときです。

例を出せばわかりやすいかなと思います。例えば、ダイエットや勉強をすることなどです。このような時に、コミットメントをすることは、大いな力を発揮すると思います。
ちなみに、

経済学の中でのコミットメントとはその目標を実行することを前提として使われます。

実生活では、コミットメントをしても人間なので目標を達成できないことがあるのは当然ですが、経済学の中ではコミットメントをすると必ず実行しなければならないものとして考えられています。

例としては、日銀の政策発表があります。ここからは、少し先ほどのコミットメントと混乱するので、読まないほうが良いかもしれません。

経済学の意味でのコミットメントとはその行動を行うことを前提としているので、目標を達成するということが目的ではありません。

目標をコミットメントすることによって、自分たちにとって良いことが起こるのでコミットメントをするのです。

日銀が政策を発表することによって、人々はある程度将来何が起きるか分かることになります。これは政策を発表せずに行った場合に比べて、急な物価上昇などの変化がなく日銀にとって良いということになります。

また、コミットメントとは他人に対しても使うことが出来ます。例えば、「一生愛を誓うので結婚してくれ」があります。

一生愛を誓うことをコミットメントすることによって、他人の行動を変えることができます(できるかもしれません)。かもしれませんというのは、他人へのコミットメントは有効なのは、自分と相手に信頼関係がある場合、そして自分が今までにそのコミットメントで失敗したことがない場合です。

知らない人にそのコミットメントをしても何も起こりません。むしろ例の場合だと、色々問題になりそうです(笑)。また、一回離婚した人があるコミットメントもあまり有効とは言えないですよね…。違うセリフを考えなければ…例えば、「一緒に墓場まで行こう」ですかね(笑)。

是非とも、新年にはコミットメントをしてもらえればと思います。あ、プロポーズを例に出したのですが、いつもそんなことを考えているわけではないですよ!(笑)。経済学を勉強しているとプロポーズも勉強の範疇に入るのです(笑)。
今回はこれで終わりです。