こんにちは、ナスビーニョです。
今回は、株式投資を行う上での精神安定剤となりうるものを議論していきたいと思います(一人でw)。
本題は「③個別株ではなくETFを買付ける」に書いていますので、早く読みたい人はそこまで飛ばしてください(笑)。
目次
個別株は急落する可能性を秘めている
投資手法は大きく3つに分けられます。
- グロース株投資
- バリュー株投資
- 高配当株投資
この投資のいずれも、含み損を抱える可能性がありますよね。
①グロース株投資
グロース株投資については、言わずもがな急落します。
急落します。
もう一度、言います。落ちるときは急落します。
参考に、最近話題のLYFTそしてナスビーニョの保有銘柄であるTMEのチャートを見てましょう。
どちらも40%・30%超えと高値つかみをしていれば恐ろしいほど下がっています。
グロース株の怖いところは、売上増加率が少し下がったただけで株価が下がったりするところでうす。こいつらは成長率が命の銘柄達だと言えるでしょう。
また、何かにこじつけて下がります。ナスビーニョの保有銘柄に関しては、過去に副社長が一身上の理由で辞めただけで下がりましたw(決算はコンセンサスを上回っていた)。
グロース株は、まさに夢と含み損が隣合わせの投資法といえるでしょう。
②バリュー株投資
バリュー株については半分含み損を抱える前提で投資する高度な投資手法です。
選球眼をミスれば、含み損です。
また基本的には長い間含み損に耐え抜くことが求められるので、精神安定剤がかかせません。
メンタル面が弱い人は避けたほうが良い投資法と言えるでしょう。
③高配当株投資
高配当株は時々論争になりますが、基本的にはインカムゲイン>キャピタルロスとなるような株なので必然的に株価は下がっていくのが当たり前です。
もう少し簡単に書いてみます。年初に株価100円で配当金が10円の利回り10%超高配当株があったとします。
配当だけを考えれば年利10%ですがそんなに世の中は甘くありません。
一年を通してキャピタルゲインはなく、高配当株の利回り平均は3~4%くらいだとします。
そうするとこの超高配当株はどのような動きをするかというと、高配当株の利回りと同じくらいになるように株価が下がります。
なぜなら収益率の平均(期待値)は同じような株の収益率と一致するからです。キャピタルロスと配当を含めて高配当族のリターンになるように調整されます。
もちろん、現実的には均一的な株ばかりでないし、平均が一致するだけなので超高配当株が上がる可能性もないことはないですが…。
その他にも、高配当株は株価が下がる要因が指摘されています。
https://oneinvest.jp/haitou-rimawari-sippai/
気になる方は上記のサイトで少し説明があります。
基本的に通常より高配当のものは株価が下がるリスクを覚悟しておいたほうが良いでしょう。
と今まで大げさに言ってしまいました(笑)。
兎にも角にも言いましたが、結局個別株は面白さがあったり、市場平均に勝てる可能性があったりする反面、ある一定のリスクはやはり避けられません。
次は誰しもが避けては通れない道、含み損に耐えられなくなったときにどうすればよいかを紹介します。
含み損に耐えられなくなったときどうするか
①ひたすら何もせず祈る
「精神安定剤なんかいらない。自分に必要なのは祈りだけだ。」という人におすすめの手法です。
投資家にとって、メンタルを維持することは大事です。
そんなメンタルを鍛えるのにもってこいというと、含み損に耐え抜く以外にないでしょうw。
②阿鼻叫喚せずにはいられないのでポエムを書く
よく、Twitterで見られる現象です。
ポエムを書くと気分が良くなり、含み損のことを忘れることが出来るのでしょうか。
ただ効果は一時的な気がするので、メンタル面が崩壊しないように注意です。
ちなみに、かくいうナスビーニョも過去にポエム記事を出しています。
興味があれば読んでみてください。
個人的な感想として、ポエムを書くのはその時の精神状態を記録する上で大切だと思います。
③個別株ではなくETFを買付ける
さて、本題に入りましょう。
ETFは投資信託の1種なので、色々な個別株から成り立っています。また、ETFによっては指数に連動するように作られています。
代表的なETFを上げてみます。
- VOO(バンガード・S&P500ETF)
- VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
- VHT(バンガード・米国ヘルスケアセクターETF)
VOOはS&P500 という指数連動型のETFです。
これならば、市場平均に負けないという強みを持っています。もちろん勝つこともないのですが…。
個別株において損失が出ている際は、精神安定剤として候補に挙がってくるのがこういった指数連動型ETFであると思います。
VYMは高配当株のみをパッケージにして運用されているETFです。
含み損がある場合には、ある程度のフィックスインカムが安心感を与えると言えます。
VHTはヘルスケアセクターの株をパッケージにして運用されているETFです。
個別株に一番近い形で、より自由が利くのがこういったセクターETFです。
ちなみに、株価の下落相場において強いと言えるのは消費財・公共財・ヘルスケアといったセクターになります。
個別株で含み損が出ている場合の精神安定剤としてはETFはかなりいい選択肢です。
- 指数連動型ETF
- 高配当株ETF
- セクターETF
の中から自分の個別株と一番性格が違うものが選ぶとよいかもしれませんね!
Twitterでのアンケートの結果
学生投資家として悩んでます。
精神安定剤として最適は
— ナスビーニョ@ETF投資家 (@nasubi_nyo_n) August 13, 2019
この時は、セクターETFの代わりに債券ETFを入れてアンケートをしています。
やはり人気なのは指数連動型ETFかと思います。
ちなみに、ナスビーニョはVIG(バンガード米国増配株式)・VPU(バンガード公益事業セクター)のものを買付けしました。
あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございます。
十人十色という言葉があるように、投資手法も様々であると思います。
投資判断の参考にしていただければ幸いです。(投資判断は自己責任でお願いします)
また、含み損になりつらくなったときは、是非①・②も試してください!!!!
そしてナスビーニョに一言その旨をお知らせくださいw。
米国株村参加しました。
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