株式投資

株価下落相場に強いETFを7個上げてみた【高配当・セクターETFなど】

こんにちは、ナスビーニョです。

以前の記事においては、個別株の含み損が発生した時には、ETFを買付けることで精神安定剤となりうることを書きました。

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今回は、具体的に株価下落相場に強いETFについて調べていきたいと思います。

最終的には7個候補を上げます。

ちなみに下落相場に強いETFは”recession proof ETF”というよ。

参考にした、または利用したWebサイト

https://www.investopedia.com/articles/investing/041615/6-etfs-are-recessionproof.asp

https://www.etf.com/

https://finance.yahoo.com/

配当系ETF

①高配当ETF

配当金は暴落時において、フィックスインカムなので精神安定剤となります。

また、暴落したとしても買付をすれば、利回りが良くなるところで買えるのが非常に良いポインとであると思います。

代表的な高配当ETFに

  • VYM(バンガード米国高配当株式ETF)
  • SDY(SPDR S&P米国高配当株式ETF)
  • HDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)
  • SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)

があります。

VYMを例にとって見ましょう

ETF概要

経費率:0.06%

運用資産総額:33億ドル

平均取引高:7,900万ドル

利回り:3.12%

構成銘柄

VYMは高配当ETFでもトップクラスの運用資産残高・取引量を誇ります。

また、経費率も0.06%と文句なしの低さであります。

ただ、一点注意点があります

それは高配当株自体の性質です。高配当になる理由として、斜陽産業であったり、業績が悪く株価が下がっているため高配当になるケースがあります。

買付する際には一度自分でも構成銘柄について確認するとよいでしょう。

②増配当ETF

増配当ETFは配当の利回りが比較的高く、企業の成長性も重視されているETFです。

なぜなら、増配当ETFの構成銘柄は過去10年連続増配している銘柄で構成されています。

代表的なETFには

  • VIG(バンガード米国増配株式ETF)
  • DGRW(ウィズダムツリー米国クオリティ配当グロース・ファンド)

があります。

VIGを例にとって見てみます。

ETF概要

経費率:0.06%

運用資産総額:46億ドル

平均取引高:1億1,400万ドル

利回り:1.74%

構成銘柄

VIGについても、かなりの資産運用高・取引高の多さがわかります。(バンガード強すぎ説…)

そしてまたまた、経費率は0.06%です。

構成銘柄についても、マイクロソフト・VISA・P&GなどDOW採用銘柄が目立ちます

配当金ももらいながら、企業の成長性も重視したいという人には、かなり良いETFであると思います。

セクターETF

セクターETFを紹介する前にこの図を一度見ておきましょう。

参考URL:金利低下、景気後退時にはどのセクターをオーバーウエイトすべきか?

この記事からデフレかつ景気が悪いときには、ヘルスケア・公共・消費セクターが強いことがわかります。

③ヘルスケアセクター

主なヘルスケアセクターETFには

  • XLV(ヘルスケア・セレクト・セクターSPDR ファンド)
  • VHT(バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF)
  • IXJ(iシェアーズ グローバル・ヘルスケア ETF)

があります。

今回は、XLVを例に見てます。

ETF概要

経費率:0.13%

運用資産総額:17億ドル

平均取引高:7億3,200万ドル

利回り:1.74%

構成銘柄

今回は、XLVを取り上げましたが、VHTもチェックすべきです。

経費率はXLVよりも低い0.10%。(もはやバンガード神)

またIXJに関しては国際分散もできるETFとなっています。ヘルスケアセクターに興味がある人はぜひ調べてみて下さい。

④公共セクター

主な公共セクターETFには

  • VPU(バンガード 米国公益事業セクター ETF
  • XLU(公益事業セレクト セクター SPDR ファンド

等があります。

VPUを例に見てみます。

ETF概要

経費率:0.10%

運用資産総額:5.37億ドル

平均取引高:2,400万ドル

利回り:2.79%

構成銘柄

公共事業は安定感が売りのセクターです。

景気が悪くなっても、水・電気などは誰もが必要ですyone.

また、2019年の年初来リターンはS&P500を超えている点も注目です!!

ここでは、比較対象としてボラティリティが高いVGT(テクノロジーセクター)、S&P500をVPU・VHTに加えています。

VGTが大きく下がっているのに対してVHT・VPUはしっかりと防衛出来ているのが確認できます。

⑤生活必需品セクター

主な生活必需品セクターETFには

  • XLP(生活必需品セレクトセクターSPDRファンド)
  • VDC(バンガード 米国生活必需品セクター ETF

があります。

XLPについても確認してみます。

ETF概要

経費率:0.13%

運用資産総額:13.83億ドル

平均取引高:8.84億ドル

利回り:2.63%

構成銘柄

生活必需品セクターETFの構成銘柄を見ると、P&G・コカ・コーラ・ウォルマート・コストコなどの景気が悪くなっても生活に欠かせない商品を売っているのが入っています。

ただ、注意点はタバコ株もかなりのウェイトを占めているということです。

生活必需品セクターはどこにも分類できないセクターという意見もあるので、こちらも構成銘柄については自分で確認したほうが良いかもしれません!!

https://twitter.com/nasubi_nyo_n/status/1171028053582987264?s=20

 

指数ETF

最後は指数連動型ETFです。S&P500そしてDow平均株価もアメリカの中で優れた企業を抽出して指数に組み入れています

指数なので市場パフォーマンスに一致するという点もよいですよね。

それでは最後に指数連動型ETFを紹介して終わりにします。

⑥S&P500 連動ETF

主なS&P500連動ETFは以下の通りです。

  • VOO(SPDR S&P 500 ETF トラスト
  • SPY(バンガード S&P 500 ETF
  • IVV(iシェアーズ S&P 500 ETF

参考URL:https://www.investopedia.com/investing/top-sp-500-etfs/

⑦ダウ平均株価 連動ETF

おもなダウ平均株価連動ETFは以下の通りです。

  • DIA(SPDR ダウ工業株平均ETF
  • 1546 NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信
  • 1679 Simple-X NYダウ・ジョーンズ・インデックス上場投信

あとがき

今回は暴落時に強いETFを7つ挙げてみました。

Twitterでも反響があったので、参考になれば幸いです!!

https://twitter.com/nasubi_nyo_n/status/1171005180747206656?s=20

ナスビーニョ自身もVIGとVPUを保有しています。今のところかなり順調でうれしいです。

最後に投資は自己判断でよろしくお願いいたします。

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