こんにちは、ナスビーニョです。今回はナスビーニョが自身が地方国立大生ということもあり、地方国立大に進学するメリットについて書いていきたいと思います。
写真:金沢大学
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・地方国立大とは
地方国立大とは読んで字のごとく地方にある国立大のことである。また旧帝大(東大・京大・東北大・阪大・名大・北大・九州大)以外の国立大を指すこともある。具体的には、広島大・金沢大・千葉大・岡山大などがある。また政府の政策であった一県一国立大学という制度により、1つの県に必ず1つの国立大学がある。
・メリット
① 私立大学に比べて学費が安い
もちろんこれは、地方国立大に限るメリットではありません。
全ての国立大学は学費が同じなので(現在は、53万5,800円)、全ての国立大は私立大学の学費より安い言えます。
ただし地方国立大は学費が安いだけでなく、生活費も安くなります。
地方国立大では下宿するにしてもあまりかからないというのが事実です(都市圏の大学;千葉大, 埼玉大などを除く)。
総合的な観点から見ると、私立大学よりも国立大学が、国立大学の中でも地方国立大学の費用の方が安いといえます。
② 理系学部は研究に強い
地方国立大学でも実は研究に強いところがあります。特に理系は地方国立大の強みでもあると思います。
地方国立大学に1つは強い分野があるので、研究したい分野があれば大学の研究室を調べてみるのも良いかもしれません。
実際に僕が在籍している大学では、理学部の生物学科に怪物級の教授がいます。学内では、ノーベル賞も近いのではと言われているほど、その教授は世界的に活躍してます。
一方で文系学部は旧帝大や私立大学から見るとやや見劣りします。
しかし、旧三商大の1つと言われる神戸大学を始め、旧高商を起源に持つ小樽商科大・長崎大・滋賀大・香川大は文系に強いと言われています。
③ 留学しやすい
地方国立大は留学がとてもしやすいです。
某私立大学では、留学の定員にあふれるということが毎年起こっているみたいです。
地方国立大はそもそも留学に行く人があまりいないので、定員にあふれるということもありません。
僕も留学に行ったのですが、無事第一希望に行くことが出来ました。協定校の数もそれなりにあり、交換留学をすると比較的安く行くことが出来ます。
英語が出来ることが大事になってきている今、地方国立大に進学し留学するのも1つの手かもしれません。
④ 優秀な教授陣と距離が近い
大学にいる教授のほとんどは超優秀です。
地方国立大ではやる気のある生徒があまりいないというのも事実なのですが、逆に言えば教授を独占することが出来るかもしれません。
学問的な疑問があれば教授に質問してみるのも良いと思います。
卒論を書く際には教授から指導してもらうことになるので、コンタクトが簡単に取れるほど良いということはありません。
また仲良くしてくれた教授は必ず就活時にも良いアドバイスをくれます。
⑤ 地元の就職に強い
地元から離れたくない、実家から通いたいという人は自ずと地元で就職を探すことになります。
そういう時に地方国立大であるとかなり就職に強くなります。というのも過去に先輩たちが大勢行っているからです。
就活はある程度攻略法があるので過去に行った先輩がたくさんいるというのは非常に力強いです。
・デメリット
もちろんメリットだけではありません。そこでいくつかのデメリットを挙げておきます。
① 都市圏から遠い
イベントや旅行などで都市圏に行くときが必ずあると思います。
都市圏に行く時、地方に住んでいると交通費がかなりかかります。
またホテル代などもかかってくるので、
もし都市圏に行く場合は、友達の家に泊まる、または深夜バスなどを使うと費用を抑えられてよいかもしれません。
② 学生の質
学生の質はどうしても有名私立大学や旧帝大には劣る気がします。
なるべく同じような人で固まらず、色々な人と交流するのが良いかもしれませんね。
③ 情報が入りにくい
学生は教授だけから教えてもらうのではありません。
学生同士でも大事な情報などを共有します。そういった時にやはり最先端の情報というのは都市圏の人々から伝わります。
情報面では格差があるので、SNSなどを駆使してなるべく都市圏の学生に置いていかれないようにしましょう。
・最後に
今回は、地方国立大のメリット・デメリットをお伝えしました。
日本にはいろいろな大学があるので、それぞれのメリット・デメリットをしっかりと調べ、なるべく自分に合った大学を探すようにしましょう!受験生の方は勉強応援しています!