ナスビーニョの日常

人と違うことをして生きるのが日本ではなぜ難しいのか

こんにちは、ナスビーニョです。今回は、最近気になったことについて書いていこうと思います。

1.日本では人と違うことをして生きるのは難しい

最近でも、りゅうちぇるのタトゥーが批判にあったように、日本では少し周りと違うことをすると悪目立ちして叩かれるということが多くなっています。

インターネットの普及により、容易に誰でも他人の生活を目にすることが出来るようになり、最近は特に多くなってきていると感じます。

もちろん一昔前の、バカッターのような人たちは炎上して当たり前かもしれませんが、ローラさんが1000万円をユニセフに募金して炎上したりと善意の行為ですら炎上の対象になってしまっていることに疑問を感じています。

今回はそういう訳で、なぜ日本では人と違うことをして生きるのが難しいかということについて考えてみました。

1つ目の理由

①同調圧力

少し難しい言葉ですが、同調圧力は深くこの問題に関係しています。

同調圧力とは、意思決定を行う際に、少数意見を有する者に対して暗黙のうちに多数意見に合わせることを強制することを指す-wikipedia

もう少し簡単に言うと、少数派に対して多数派が自分と同じように行動するように強制するということです。そして、従わない人に関しては、排除しようという魂胆です。

意識的にやっている人は多くないかもしれませんが、無意識にしている人はたくさんいると思います。

例えば、いじめ。やっていることは、同調圧力をかけているのと同じです。少数派の子に自分たちが多数派であることを見せつけ、その子にストレスを与えているのです。

しかし、ここで問題なのは少数派、多数派というのは主観でしかないということです。

ネットでも同じ構造が見られます。

「こいつは少数派だ。気に障る。俺たち多数派と同じように行動をすべきだ」と思い、少数派の人を叩きます。

また、1人、2人でも同じようにコメントをしていると、あたかも自分は多数派のように感じています。そこが恐ろしいところです。

またもう1つの例は産休などで見られます。

「産休は順番に取らなければいけない」

このような暗黙のルールがあったとしましょう。皆がそれに従うように、同調圧力をかけます。出産はおめでたいことなのに、どうしてそんなことをしなければならないのでしょうか?

同調圧力の一種であるこのような暗黙のルールは日本にたくさんあり、”人と違うことをして生きる”という上でかなり邪魔をしています。

2つ目の理由

②保守的な社会

日本は極めて保守的な社会です。

保守的とは従来からの伝統・習慣・制度・社会組織・考え方などを尊重し、革命などの急激な改革に反対する社会的・政治的な立場、傾向、思想などを指す用語-wikipedia

良く言うと、伝統にこだわる社会。悪く言うと、悪い風習があっても変わろうとしない社会です。

そして、この保守的な社会は理由①と深く関わっています。

例としては、今回のりゅうちぇるのタトゥーが挙げられます。

タトゥーは昔は暴力団と関連付けられ、タトゥーを付けている人=悪人というイメージが出来ていました。

しかし今では、タトゥーを入れる人には色々理由があり入れていると聞きます。何か忘れたくないことを体に刻み込むという人は多いのではと思います。

また、最近ではワンポイントファッションとしてとても小さいタトゥーを入れる人も増えていると聞きます。

こういった時代にタトゥー=悪人と言った昔ながらの考えを持っているのはナンセンスであるといえます。

保守的な考えを捨て、時代に合っているかどうかはしっかりと確認する必要があるでしょう。

あなたの考えも、前の人または昔の人がやっていたから・言っていたからといった保守的な理由に左右されていませんか?

話は少し変わりますが、先進国は保守的な社会になりやすいです。というのも、多くの人が現在の生活に満足しやすく、現在権力を持っている人たちはこのまま権力をずっと握っていたいと思うからです。

そして、僕たち一般人の皆も実は社会に合わせて生きていくほうが、楽であるのです。そういう訳で、日本はかなり保守的になっています。

皆で一斉に声を上げることで、保守的な雰囲気をぶち壊していきたいところです(笑)。

2.人と違うことをして生きるためには

自分の信念を持つ

自分の信念を持ちましょう。

自分の信念を持つことで、たとえ自分が少数派となったとしてもしっかりと自分を保ち生きることが出来ます。

Youtuberのヒカキンさんはとてつもない努力と信念でYouTubeを開拓していきましたよね。若い20代のころにアルバイトで稼いだ額を全てビートボックスや動画作成につぎ込んでいたりします。

もちろんヒカキンさんと同じことをしろとは言っていません。ヒカキンさんのようにしっかりと信念をもてるととても良いということです。

他にも人と違うことをして生きている人には明確な信念を持っている人が多いですよね!

行動に移す

信念を持っていても、実際に行動しなければいつもの自分と一緒です。

自分の信念を持ち、それに従って行動できようになれば素晴らしいです!ここが一番難しいと思います。

自分自身も行動に移すのですが、どうしても周りの影響を受けてしまうからです。また、周りから批判が来るかもしれません。

そういう時には自分の信念を今一度振り返るといいかもしれませんね

人と違うことをして生きていくと、失敗もあるかもしれません。しかし人生一度きり、皆と同じような生活をしていては面白くない気がします。

是非、他人の批判にも負けず、自分の信念をもち、自分だけの人生を歩みましょう。

 

今回は、どうして人と違うことをして生きるのか、そしてどうすれば違うことをして生きるについて書きました。

コメントがあれば書いて下さるとうれしいです。