こんにちは、ナスビーニョです。今回はMOOC(ムーク)について紹介します。
MOOCとは
MOOC(ムーク)とは、Massive Open Online Coursesの略語であり、Wikipediaでは下のように書かれています。
MOOCとはインターネット上で誰もが無料で受講できる大規模な開かれた講義のことである – wikipedia –
このように、MOOCを受ける条件はインターネットが使えることだけです。大学であれば、実際に現地に住み毎日通う必要がありますが、MOOCはどこにいても受けることが出来ます。
以下に全てのMOOCに共通する特徴を挙げます。
- インターネットがあれば受けれる
- 修了書を発行することが出来る(有料の場合あり)
- 一流大学の授業や質の高い授業が受けれる
- 基本的に自分のペースで出来る
そしてMOOCにはいろいろな大学・機関が運営しているものがあります。今回は、代表的なものを挙げていきます。
Cousera
Cousera(コウセラ)はスタンフォード大学によって創設されたMOOCで、MOOCの中では最大規模となっています。また、講義はほぼ全て英語で開講となっています。
Couseraの魅力は一流大学と言われる大学の講義を受けれるところでしょう。
以下に主な参加大学を挙げます。
- スタンフォード大学
- ミシガン大学
- プリンストン大学
- ペンシルバニア大学
- 東京大学など
詳しいパートナー大学一覧はこちら
また
- コンピュータサイエンス
- 医療(ヘルス・ケア)、医学、生物学
- 社会、ネットワーク、情報
- 人文学、社会科学
- 数学と統計学
- 経済学、金融学、経営学
のような多岐にわたる授業を入門編から大学院レベルまで公開しています。
edX
edX(エデックス)はマサチューセッツ工科大学とハーバード大学によって創立されたMOOCの一つです。また、Couseraの次に大きなMOOCと言われています。
Couseraと同じく、一流大学の授業を無料で受けれることが魅力です。
主な参加大学はこちらです。
- MIT
- ハーバード大学
- UC Berkley
- オーストラリア国立大学
- 京都大学など
詳しいパートナー大学一覧はこちら
またedXの特徴は、
- MicroMasters
- Professional Certificate
- Online Master’s Degree
- Global Freshman Academy
など様々なプログラムが用意されている所でしょう。
MicroMastersについて気になる方は、以前書いたものを参考にしてもらえたら嬉しいです。
JMOOC
CouseraやedXは基本的に英語で授業が行われますが、JMOOCは日本語で授業を提供してくれるMOOCになっています。
またもう一つのJMOOCの魅力は、修了書までが無料で取得できるところでしょう。(Cousera, edXは修了書の取得にお金がかかります)
たくさんの大学・企業が授業を開講し、分野もCousera,edXに負けないくらい豪華になっています。
など様々な分野の授業が受けれます。
Codeacademy
最後に少し変わったMOOCを紹介します。Codeacadmyはプログラミング言語だけ学べる専門のMOOCとなっています。
内容は
- HTML/CSS
- JAVASRIPT
- Ruby
- Python
- SQL
などウェブサイト開発から、コンピューターサイエンス、そしてデータサイエンスまでのそれぞれの目的に応じたプログラミングを学べることが魅力となっています。
是非プログラミングに興味がある方には、とても良いMoocですね!(一部日本語にも対応しているらしいです)
MOOCに向いている人
これまで、色々なMOOCについて紹介しました。それでは、MOOCに向いている人はどんな人でしょうか。
以下のいずれかに当てはまったら、一度MOOCにトライしてみても良いのではないかと思います。
- お金をかけずに勉強したい
- 自分のペースで勉強したい
- 英語でも勉強してみたい
- 隙間時間で勉強したい
- 自分の専門以外を学びたい
これでMOOCについて理解が深まったでしょうか。現在では、今回紹介した以外にもたくさんのMOOCが出てきています。あなたに合った勉強が出来るMOOCを探してみてはどうですか?
やる気が出た人は始めてみるのみです!
MOOCで勉強する人を応援しています。