ナスビーニョの日常

アメリカで大人気小説レッド・クイーン(ビクトリア・エイブヤード作)を読んでみた

こんにちは、ナスビーニョです。今回はレッド・クイーンという本を紹介したいと思います

レッド・クイーンとは

レッド・クイーンとはビクトリア・エイブヤード作による長編小説です。

この作品はなんとニューヨークタイムズ紙のベストセラーにも載るほど売れています。(2016年)。現在も続編が出ており、続編もランクインしています。

著者について

著者はVictoria Aveyard(ビクトリア・エイブヤード)さんです。

ビクトリアさんはアメリカのマサチューセッツ州出身で、大学在学中にレッド・クイーンを思いつき、執筆し始めます。

そして驚くべきなのがこのレッド・クイーンが彼女の処女作であるということです。

そして現在では、レッド・クイーンに次ぐ続編など多数書いています。

あらすじ

主人公のメアは血で隔てられた世界に住んでいた。一つは”レッド”、そしてもうひとつは”シルバー”である。レッドは奴隷階級に位置し、メアもレッドの血が流れており毎日の暮らしも貧しいものだった。一方でシルバーは1人1人が特殊能力をもち、レッドを自分たちの思いのままにし、優雅な暮らしをしていた。メアはある日親友が戦場に送られると聞き、全力でそれを止めようとする。そしてその結果はメアにとって悲痛なものとなった。しかし、まだ始まりに過ぎなかった。ある出来事を境に自分もシルバーと同じ特殊能力を持っていることが分かり、故郷(レッド)を捨てきれないながらも宮殿(シルバー)の王女となってしまうのだ。

見どころ

この本では奴隷階級のレッド、支配階級であるシルバーの描写がしっかりしています。

そんな対立関係をしっかりとを頭に浮かべながら、レッド出身であるのに支配階級のシルバーの一員なってしまったメアの行動を追っていくと良いと思います。特にメアが故郷への思いを捨てきれず、突飛な行動をとってしまう所に注目です。

実は支配階級であるはずのシルバーにもメアに肩入れをしてくれる人物がいます。次第にメアが心を打ち解けていくそんな場面にも注目です。

さてメアは不条理極まりないこの世界を変えることが出来るのでしょうか。

最後に

長編小説ですが読み始めると一気にレッド・クイーンの世界に入り込むことになるでしょう。この本は続編もあり、次巻をすぐにでも読みたくなると思います。

個人的にはかなり面白かったので書店やAmazonで手に取ってみるのも良いと思います!

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