Weekly留学日記

留学 第30週目 Topic:アメリカの治安(治安ランキング・犯罪率など)

気づけば、三月がやって来ました。僕は、Spring Breakを終えSpring Breakは、前半にショッピングとキャンプ、後半にロサンゼルスに行きました。その中で治安について、気になったので、今回はそれについて書いていこうと思います。

まずは、最初にアメリカ内での治安ランキングについて見ていきます。

#1 Detroit, Michigan

#2 St. Louis, Missouri

#3 Oakland, California

#4 Memphis, Tennessee

#5 Birmingham, Alabama

#6 Atlanta, Georgia

#7 Baltimore, Maryland

#8 Stockton, California

#9 Cleveland, Ohio

#10 Buffalo, New York

引用サイト:Detroit Tops The 2012 List Of America’s Most Dangerous Cities

これらの10都市に共通するものは何かあるでしょうか。これらの10都市の共通点は、いずれの都市も、大都市であるかまたは大都市に近いということです。

都市部で治安が悪くなるのは理由があります。それは、多様な人が集まるからです。

また、都市部の中に低所得者が集まるところが出来ます。そこでは特に治安が悪くなります。

ここで、実際にデータを見てみます。

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収入と犯罪率の関係

これを見れば明らかに、低所得者の人たちの方が犯罪率が高いことが分かります。次に、都市部と田舎における犯罪率の違いを見ていきます。

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都市部と田舎と犯罪率の関係

ここでも、貧困層が犯罪率が高いのは同じなのですが、大事なのは、都市部(Urban Area)の犯罪率がどの収入レベルにおいても、高くなっていることです。

次に、人種と犯罪率の関係を見ていきます。これは、日本の友達が黒人は怖いと言っていたためです…。

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人種・収入と犯罪率の関係

やはりここでも、貧困・低所得者層が犯罪率が高いのは同じですが、白人・黒人の犯罪率の割合が貧困層で高くなっています。

しかし興味深いのは、白人と黒人の犯罪率はどの収入レベルにおいても、有意な差は得られていない(犯罪率が違うとは言い切れない)ということです。もう少し興味がある方は、引用サイトで色々見てみてください。

引用サイト:

https://www.bjs.gov/content/pub/pdf/hpnvv0812.pdf

ここまで、治安ランキングとデータを見てきました。分かったことは、都市部では犯罪率が高くなること、そして、低所得者層の間で犯罪率が高くなることです。

これで、アメリカにおける治安の特徴が分かってもらえたかと思います。しかし、どうしても都市部に行かないといけないときがありますよね。それは観光の時です。特に観光の時は、気も緩みがちになるので、充分に気を付けてください。僕からのアドバイスとしては

・人に話しかけられても立ち止まらず、無視をする(これは大事)

・見知らぬ人に話しかけない

・事前に危険なエリアを調べ、そこを通らないようにする

です。また、現地に詳しい人が一緒にいれば少し安心ですよね。

そこまでしなくてもと思う方もいるかもしれませんが、アメリカの都市部ではかなり治安が悪いように感じます。日本での治安の良さとは比べ物になりません。治安に気を付けながら、楽しい旅を送ってもらえたらなと思います。

また、実際に自分の身に起きたことも書いています。

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今回はこれで終わりです。